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冷え予防”として効果のある食材の代表と言えば…やはり「
生姜」が有名ですよね!
この時期、冷え性対策として、日々の食事から生姜をとり入れている方も多いのではないでしょうか。
スーパーで手に入る身近な食材である生姜は、寒い冬をホットに過ごす為のマストアイテムです!
上手に食事からとり入れて、冷え予防に繋げたいものですね。
しかしながら、そんな生姜の体温め作用には、
調理法によって効果の違いがあることをご存知でしたか?
生姜は、生のものと、乾燥させたり火を通したもので、体への働きがまるで違うものになるのですよ。
そこで今回は、体温め食材の代表でもある「
生姜の効果的な活用法」についてご紹介します。
冷え性の方はもちろん、ダイエットや美容にも役立つ内容になっています。
是非最後までご覧下さいませ。
生姜の有効成分「ショウガオール」と「ジンゲロール」
香りと辛味の成分が、体を中から温めてくれる生姜は、寒い時期の冷え性対策にもってこいの食材です。
そんな生姜を効果的に利用するためには、生姜に含まれる有効成分である、
「ショウガオール」と「ジンゲロール」の働きを理解する必要があります。
名前の響きは似ていますが、これらは全く別の成分で働きも異なります。
▼ジンゲロール
生の生姜に多く含まれる辛味成分「ジンゲロール」には、
新陳代謝を活発にして血行を良くする働きがあります。
また強い殺菌作用や発汗作用による解熱効果もあるため、風邪の予防やひき始めにも有効です。
しかし一時的に体が温まりますが持続しないのが難点です。
ジンゲロールは手足などの末端を温める作用がありますが、その代わりに体の深部の体温が奪われてしまい、
内部の冷えを呼んでしまうこともあるので注意しなければなりません。
▼ショウガオール
一方乾燥させたり熱を加えた生姜には、ジンゲロールが変化した「ショウガオール」が多く含まれます。
その量は生の生姜と比べて30倍以上にもなります。
香り成分であるショウガオールは、活性酸素の除去に有効な抗酸化作用があり、老化予防に効果的です。
また胃腸を刺激して血流を促進させ、体の深部からじわじわ温める作用があり、
冷えの改善や予防、美肌やダイエット、免疫力アップにも効果的です。
他にも、冷えが原因となるむくみや生理痛の緩和、膀胱炎などにも有効ですよ。
冷え対策には「ショウガオール」が有効

つまり、どちらにしても体を温める作用はありますが、
根本的な冷え性の改善として取り入れられる場合には、
生姜は生のまま食べるよりも、
乾燥させたものや火を通したものをとり入れた方が断然オススメなのですね!
生姜はお肉料理に一緒に使用することで脂肪の消化も助けてくれたり、
肉を柔らかくして美味しくする作用もあります。
1度に大量には食べられませんが、こまめに取ることで冷え性を予防してくれます。
魚や肉などの煮物に加え一緒に煮込むことや、ホットドリンクに加えて飲むなどして頻繁に活用しましょう!
レンチンで簡単!生姜のオススメレシピ「ドライ生姜」

そんな生姜のオススメレシピとして「ドライ生姜」をご紹介します。
生姜の有効成分がぎゅっと恐縮されたドライ生姜は、自宅でも簡単に作ることができますよ。
冷え対策としてとっても効果的ですので、是非お時間があれば作ってみてくださいね。
◆1:生姜を薄くスライスし、表面の水気を切っておく
◆2:耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、
その上に薄くスライスした生姜を重ならないように並べて
レンジで乾燥するまで加熱する(様子を見ながら5分程度)
たったこれだけで完成です。外で天日干しにして作っても良いですが、
レンジで作れば時短になるのでオススメですよ。
これを市販のペットボトルのお水などに加えれば、
自家製の体温めドリンクができますし、持ち運ぶ際も便利ですよね。
煮込み料理などにちょっと加えるのにも便利ですし、
フードプロセッサーでパウダー状にしてもまた使い道が広がります。
ドライ生姜は一度作っておけば保存も利くので色々活用してみてくださいね。
冷えは美と健康の大敵!生姜で中から温めよう
体の冷えは美と健康の大敵です!
体が冷えて代謝が下がれば、体の隅々に栄養が届きにくくなってしまいます。
防寒具で外から温めることも大事ですが、もっと大切な事は”体の内側から温めること”。
寒い冬をはつらつと過ごすためにも、生姜を有効活用して冷え予防に繋げましょう!